Googleの検索エンジンについて色々わかってきたぞー!もう勉強しなくていいんじゃないかな?笑
色々わかってきたのはいいね!でも水を差すようで悪いけど、検索エンジンで使われているGoogleのアルゴリズムって変わっていくって知ってた?
え!そうなんですか!?全く知りませんでした!
年に数回アップデートが行われて、それによって作ったサイトの検索順位も大きく変わっていくこともあるから、要チェックなんだよ。今回は、アップデートの歴史と対策について説明するね。
よろしくお願いしますっ!!
目次
Googleコアアップデートとは?
Googleコアアップデートとは、Google検索エンジンのアルゴリズムに行われる重要な変更のことを指します。これらのアップデートは、検索結果のランキングや表示順位に影響を与えることがあり、ウェブサイトのSEO(Search Engine Optimization)に大きな影響を及ぼすことがあります。
新しいコアアップデートが展開されると、Googleのアルゴリズムが改善され、ユーザーにとってより質の高いコンテンツを提供することを目指します。しかし、これにより一部のウェブサイトはランキングの上下に影響を受ける可能性があります。したがって、SEOを考慮する際には、コアアップデートの影響を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
どこで最新情報を手に入れられる?
Googleコアアップデートの最新情報はgoogleのX(旧twitter)公式アカウントから確認できるよ。フォローしておこう!
Today we released the March 2023 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) March 15, 2023
Googleコアアップデートの歴史
今までのアップデートの大まかな流れをまとめてみたよ!全て覚える必要はないけど、頭の片隅にあればSEO対策にも活かせられるから、目を通してみて!
ありがとうございます!
ペンギンアップデート(2012年4月)
ペンギンアップデートは、リンクの品質に重点を置いたアルゴリズムの変更です 。以前は、大量の低品質なリンクを使用して検索順位を上げることが一般的でしたが、このアップデートによりそのような手法が検出され、ペナルティを受けるようになりました。SEO対策では、質の高いバックリンクを獲得することが重要となりました。
パンダアップデート(2011年-日本では2012年7月)
パンダアップデートは、コンテンツの品質と重要性を強調するアルゴリズムの変更でした。低品質なコンテンツや重複コンテンツがランキングを下げる要因となりました。ユーザーに価値ある情報を提供することが求められるようになり、コンテンツの質の向上が重要となりました。
これより以前は、低品質なサイトが検索順位に上げられることが多く、人々の検索を邪魔している場合が多かったのですが、このアップデートで大幅な改善が行われました!
モバイルフレンドリーアップデート(2015年4月21日)
モバイルフレンドリーアップデートは、モバイルデバイスからのアクセスを重視したアルゴリズムの変更です。スマートフォン用に表示を最適化して、モバイル端末でWebサイトを閲覧しやすくしたサイトは検索順位を向上させる一方、非モバイルフレンドリーなサイトは順位が低下しました。このアップデートにより、モバイルユーザーの体験向上が強調されました。
モバイルファーストインデックス(2016-2021年3月)
このアップデートは、Googleがモバイルバージョンのコンテンツを基にサイトをインデックスすることを意味しています。モバイル版のコンテンツが重要となり、モバイル対応が非常に重要です。レスポンシブデザインを使用し、モバイルユーザーに適切な体験を提供することが求められます。
このアップデートによってモバイルサイトの内容が重要視されることになったよ。モバイルサイトが無い、モバイルサイトの内容が薄いサイトは検索の順位に影響するかもしれないから注意してね。
わかりました!僕らは普段携帯から検索することが多いから、当然のアップデートかもしれないですね!
スピードアップデート(2018年7月)
Googleは「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用する」と発表しました。遅いページスピードはユーザーエクスペリエンスを損なうだけでなく、検索順位にも悪影響を及ぼします。キャッシュの最適化、画像の軽量化などを通じてページスピードを向上させることが重要です。
自分のサイトの表示スピードが遅いと、検索順位に影響するよ!スピードが気になる人は自分のサイトのスピードを検証してみよう!サイトスピードは Googleが提供するPage speed insgihtで確認することができます。
E-E-A-Tアップデート(2019-2022年)
2019年まず初めてにE-A-T、専門性「Expertise(専門性)」、権威性「Authoritativeness(権威性)」、信頼性「Trustworthiness(信頼性)」の3つの評価基準を満たすことが求められます。コンテンツの執筆者が信頼性のある情報を提供していることや、専門知識を持つことが評価されます。専門家の執筆や信頼性の高い情報源からの引用を行うことが重要です。
さらに2022年12月に検索品質評価ガイドラインを発表し、新たに「Experience(経験)」を追加した「E-E-A-T」という評価要素を導入しました。実際の経験や体験した情報は、「Experience(経験)」として評価を得るようになりました。
BERTアップデート(2019年)
BERTは人工知能(AI)ベースの自然言語処理のモデルで、検索クエリの文脈をより理解し、ユーザーの意図に合ったコンテンツを提供するためのアップデートです。ユーザーがより具体的な検索クエリを行う傾向があるため、より詳細なキーワードの最適化や、自然な言語で検索した際に、最適なコンテンツを提供することが可能になりました。
こちらも有名なアップデート。このアップデートによって、google検索がより便利になり、内容の充実したサイトが増えることになったよ。それでは、2020年以降のアップデートを紹介していくね!
パッセージインデックス(2020年):
このアップデートによって、検索クエリの答えをGoogleが自動的に判断し、答えとなる部分をインデクッスさせる機能が追加されました。これにより、長いコンテンツ内で特定の情報が提供されている場合でも、その情報が適切に評価されるようになりました。特定のトピックに対する詳細な情報を提供することも重要です。
コアウェブバイタルス(2021年)
Core Web Vitals(コアウェブバイタルス)。バイタルとは「重要なもの・本質的なもの」という意味。
このアップデートは、ページの読み込み速度やインタラクティブ性(双方向性)、視覚的安定性など、”UX”ユーザーエクスペリエンス(使用者の体験)に関連する要因を重視します。
- Largest Contentful Paint(LCP)-最大コンテンツの描画・・・表示範囲内で最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間
- First Input Delay(FID)-初回入力遅延・・・最初にアクションを行った時にブラウザが反応するにかかった時間
- Cumulative Layout Shift(CLS)-累積レイアウト変更・・・レイアウトのずれがどれくらい発生したかを独自のレイアウトシフトスコアで表す。
コアウェブバイタルの値はPage speed insightでご確認いただけます。
コンテンツクオリティアップデート(2021年)
このアップデートは、コンテンツの品質と情報の正確性を重視しました。虚偽情報や低品質なコンテンツは順位が低下する傾向があります。信頼性の高い情報源からの引用や、著者の専門性を示す情報を提供することが重要です。
コアアップデート(不定期)
コアアップデートは継続的に行われており、コアアルゴリズムの変更を示します。これらのアップデートによって、特定の業界やキーワードに影響が及ぶことがあります。コンテンツの品質向上、ユーザーエンゲージメントの向上、バックリンクの質などを継続的に最適化することが重要です。
最新(2023年3月)のアップデートはこちら March 2023 core update
Today we released the March 2023 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) March 15, 2023
まとめ
2020年以降のGoogleアルゴリズムアップデートは、ユーザーエクスペリエンスとコンテンツの品質を更に強調したんだ。コアウェブバイタルスの向上、時事トピックへの対応、スパム対策、パッセージの評価、品質の向上などが重要になりました。継続的なコンテンツの最適化、信頼性の高い情報提供、ユーザーのニーズへの適切な対応を通じて、サイトのSEOパフォーマンスを向上させよう!
Googleコアアップデートに対する対策は、アップデートされた内容をきちんと理解し、対応する戦略を組み込むことが重要。検索エンジンのために向けてコンテンツを作成してもうまく行かないんだよね。
わかりました、ユーザーを第一に考えてコンテンツを作成していこうと思います!
記事の著者
吉村 健太朗
シンクション株式会社 代表取締役
資格景表法特商法遵守 個人認証(KTAA)
薬機法医療法遵守 個人認証(YAMM)
Google広告「検索広告」認定資格
Googleアナリティクス個人認定資格
奈良でWEBマーケティングとWEB制作に特化した「ツナガル」を運営しています。私のWEBキャリアは2012年、副業でアフィリエイトを始めたことがきっかけでした。
3か月で月10万円を達成したものの、その後思い通りに成果が伸びず挫折を経験。これが、私とWEB業界の出発点となりました。
その後、営業を経験し、2020年には本格的にWEBの世界へ。現在では、地域に特化したキーワード戦略により300以上の上位表示を実現し、SEO対策マニュアルでは検索順位2位を獲得しています。
お客様と共に課題を乗り越え、成果を共に喜び合うことが私のモチベーションです。WEBに関することならどんなご相談でもお気軽にお声がけください。