第2章 コンテンツ計画

【集客力UP】ロングテールSEOとは

最終更新日:2024年3月11日

キーワード設計したのに、集客率があまり上がってない気がするなあ・・・。というかそもそもユーザーがサイトに訪れてないみたいです。

ツナガル福西
福西

検索数の多いビッグキーワードだけでは、競合サイトが多すぎて、なかなか集客に結びつかないよ。もっとターゲットを絞っていかないとね。

ツナガル吉村
吉村

どうやってターゲットを絞るんですか?

ツナガル福西
福西

キーワードの後ろにさらに別のキーワードを付け足して、複数のキーワードからなるロングテールキーワードを設計することで、ターゲットを絞ることができるよ。これをロングテールSEOというんだ。

ツナガル吉村
吉村

ロングテールSEOとは?

ロングテールSEOとは、検索で多く検索されるビッグキーワードは競争が激しく検索上位を獲得するのが難しいため、関連する2つ以上の単語で組み合わされたキーワード(ロングテールキーワード・複合キーワード)を使ってコンテンツを作成することで、競争を少なくし、質の高いユーザーのCVを獲得するSEOの戦略の一つです。

 

例えば、ギターの教則本のコンテンツを制作する場合にビッグキーワード「ギター教則本」では上位ランクを獲得するのが難しいかもしれません。

ロングテールキーワード「ギター教則本 初心者 おすすめ ジャズ」など複数のキーワードを組み合わせれば、集客数こそ少ないですが、競争は少なく、よりCVできる可能性が高まります。

ビッグキーワード

検索ボリューム(検索数)が特に多いキーワードのこと。「ホームページ制作」や「SEO」などのキーワードは、検索ボリュームや 競合も多いので、SEO対策の難易度は高い。

そうか、だから集客に結びついてなかったのか!

ツナガル福西
福西

ロングテールSEOにはビッグキーワードにはないメリットがあるんだ。

ツナガル吉村
吉村

ロングテールSEOのメリット

競合サイトが少なくなる

ロングテールキーワードでは、検索ボリューム(検索数)こそ少ないですが競合サイトが少なくなり、検索上位に上がりやすい傾向にあります。

それに比べ、ビッグキーワードは検索ボリューム(検索数)が多い分、古くから存在する競合サイトも多くなり、ビッグワードだけでは検索結果でなかなか上位に浮上するのは困難です。

購買意欲の高いユーザーに結びつきやすい(コンバージョン率が高い)

検索ワードが長くなるほど、ユーザーが求めているものがはっきりと明確になっていきます。

例えば検索ワードが長くなるほど、ユーザーが求めているものが決まっていて、購入へ結びつきやすい状態になってるユーザーである可能性が高く、C V繋がりやすい傾向にあります。

また、ユーザーが求めているものに対して適切なコンテンツ作りができるため、さらにCV率を高めることが可能なのです。

なるほど、検索数こそ少ないけど確実にターゲットに近づけられるのがロングテールキーワードなんですね!

ツナガル福西
福西

そういうこと。簡単な実践方法を説明するよ〜!

ツナガル吉村
吉村

ロングテールSEOの実践方法

ロングテールSEOは、特に競争が激しい一般的なキーワードではなく、より具体的で長いフレーズに焦点を当てるSEO戦略です。

これによりウェブサイトの集客力を向上させ、特定のニッチなキーワードでの成功を目指すことができます。

以下では、ロングテールSEOの実践方法について詳しく説明します。

ロングテールキーワード候補のリサーチ

ロングテールSEOの出発点はキーワードリサーチです。適切なロングテールキーワードを見つけることが成功の鍵です。

以下のツールを使って、自分のウェブサイトや業界に関連する具体的でニッチなキーワードを見つけましょう。競争が少なく、検索ボリュームがあるキーワードを選びます。

ラッコキーワード https://related-keywords.com/

自身のWEBサイトの一番大きなキーワードで検索すると、それと組み合わせて検索されるキーワードが表示されます。(=サジェスト)

その中からロングテールキーワードの候補を選び出します。

 

また少数ではありますが、Googleの検索結果からもサジェストを確認できます。

 

検索結果から、自身のサービス・商品・コンテンツに合うものをキーワードを組み合わせてコンテンツ制作を進めましょう。

 

私たちツナガルを例にしてご説明します。

集客を目的にしてラッコキーワードで「ホームページ制作」のサジェストを調べた場合、

・ホームページ制作 相場

・ホームページ制作 料金表

・ホームページ制作 補助金

など、料金に関するサジェストが検索結果に多く表示されました。

料金を知りたいということは集客相手に当たるので、この複合ワード(ロングテールキーワード)は重要だと言えます。

・ホームページ制作 自分で html

などは、ホームページ制作を依頼したいと思っている人ではなさそうなキーワードです。

こちらのキーワードはロングテールキーワードの候補から削除しましょう。

・ホームページ制作 フリーランス

は、どちらとも言えるキーワードです。ホームページ制作をしているフリーランスを探しているか、ホームページ制作でフリーランスを募集しているサイトを探しているか2つの目的がキーワードから読み取れます。

 

ロングテールキーワード候補の強さをリサーチ

ロングテールキーワードの候補をキーワードプランナーを使って、おおよその月刊検索ボリュームを調査します。

キーワードプランナーの使い方はこちらをご参考ください。

キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」から、キーワード候補を入力し月刊検索ボリュームを確認しましょう。

コンテンツを作成する

ロングテールキーワードの調査が終わったら、記事投稿でコンテンツを作成していこう。

この時注意したいのが、1記事1キーワード(ロングテールを含む)で作成していくこと。

またコンテンツの数を増やすことは重要だが、同じ内容にならないように気をつけて作成していくこと。(カニバリゼーション)

たくさんのロングテールキーワードからコンテンツを作成することによって、集客力を強くすることができます。

まとめ

なるほど。より明確な欲しいもの、欲しい情報があるときは、具体的に検索する。ロングテールSEOって普段僕らの検索エンジンの使い方を考えれば、至って普通のことですね。

ツナガル福西
福西

そうだよ。そして、それをたくさん用意しておくことが、集客に繋がるんだ。ホームページの玄関をたくさん作ることで、いろんなところからの集客を見込めるんだよ。やっておいて損はないし、やらなきゃ損だよね。

ツナガル吉村
吉村

記事の著者

福西 清也

役職

WEBデザイナー/WEBライター

資格

薬機法医療法遵守 個人認証(YAMM)

WEB制作会社専属のWEBデザイナーとして5年協働し多数のWEBデザイン実績あり。個人ではsawatdee design(サワディーデザイン)の個人事業主として活動。ターゲットに刺さる戦略的WEBデザインと経営リテラシーを併せ持つデザイナーをモットーに、日々活動中。

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