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初めてのホームページを成功に導く!【鉄則23か条】

更新日:2023.4.28

「会社のホームページを作ることになったけど、何からすればいいのかわからない」

「制作会社をいくつか見たけど、何を基準に選べばいいのだろう…」

「ホームページ作成にかかる費用の目安は?」

 

このようなお悩みにお答えします。

 

自社ホームページを作ることになり、いきなり制作会社を探し始めたりしていませんか?

しかし、適切な準備がないまま進めると、ほぼ失敗してしまいます。

 

実は私も、ウェブ業界に入る前、自社ホームページの立ち上げを任され、途方に暮れた経験があります。

 

安く作れるらしい、という噂を頼りにクラウドソーシングで外注した結果…
求めていたものとは程遠いものになってしまいました。

 

やはり、作るからには効果に繋がるものにしたいですよね。

 

そこで今回、初めての自社ホームページを成功させるために必要な準備・制作会社の選び方など徹底解説していきます。

気になる費用相場や、見積もりを安くする為に決めておくと良い事もご紹介します。

 

自社ホームページの成功確率をあげたい方は、ぜひ最後までお読み下さい。

ホームページ制作会社を選ぶ前にしておくべき7つのコト

ホームページで成果を出すためには、事前準備が大切です。

事前準備が不足していると、評価の高い制作会社に頼んでも失敗してしまうことも。

 

必要な事前準備は、以下の7つです。

  1. ホームページの目的を決める
  2. ホームページのターゲットを決める
  3. ターゲットに期待する行動を決める
  4. ターゲットの悩み・ニーズを文字化する
  5. 自社サービス・商品の特徴を文字化する
  6. ホームページ制作の納期を決めておく
  7. ホームページ制作の予算を決めておく

1つずつ解説していきます。

準備①ホームページの目的を決める

ホームページの目的を明確に決めておきましょう。

目的の一例

  • お客様からの問合せを獲得したい
  • 商品を販売したい
  • 新卒採用を強化したい
  • 名刺代わりになるホームページが必要

もし、上司の指示で作ることになった場合でも、目的は共通認識となるようにしておくと良いでしょう。

準備②ホームページの型を決める

ホームページの目的が決まると、作りたい「ホームページの型」が決まります。

 

大きく分けると、ホームページの型は3種類あります。

  1. 会社の名刺代わり(コーポレートサイト)
  2. 集客目的(マーケティング型ホームページ)
  3. 商品を販売したい(ECサイト)

基本的に、どの外注先を選んでもコーポレートサイトは作れると思いますが、集客目的や、商品販売を考えている場合は、制作会社を慎重に選ぶといいでしょう。

 

理由は、「つくるスキル」だけではなく、「マーケティングスキル」も必要になってくるからです。

 

選び方については、記事後半で解説しています。

準備②ホームページのターゲットを決める。

ホームページで効果を出すためにはターゲット設定が重要です。

なぜなら、ホームページに必要なコンテンツが見えてくるからです。

 

例えば、ホームページ制作会社の場合、以下のようなターゲット像でしょうか。

・とにかく格安で作りたいお客様
・ウェブ集客に強い制作会社をお探しの方
・ECサイトに強い制作会社をお探しの方

ターゲットを設定することで、効率良いホームページ運用ができるようになります。

準備③ターゲットに期待する行動を決める

ホームページに訪問してくれたターゲットに、期待する行動を決めておきましょう。

よくある例

  • お問い合わせ
  • 商品購入
  • 資料ダウンロード
  • 採用の応募

ポイント

ユーザーが期待する行動にたどり着きやすいように、制作会社はサイト設計をおこなっています。

準備④ターゲットの悩みを洗い出す

ターゲットの悩み洗い出しておきましょう。

・ターゲットはどのような悩みを持っているのか?
・ターゲットはどのような情報を求めているのか?
・ターゲットは理想の未来はどのようなものなのか?

たとえば、なるべく運動せず、ダイエットしたいターゲットだとこんな感じでしょうか。

悩み:前と同じ量しか食べてないのに、太ってきた。運動せずにやせられたらなぁ。
求めている情報:運動せずに、やせる方法
理想の未来:「あれ?なんか痩せた?」と周りから言われるようになった。

ポイント

ホームページの成功確率を上げる秘訣は、制作会社にターゲットの悩みを深く理解してもらうことです。

ちなみに制作会社は、ターゲットの悩みからSEOキーワード設計などを行います。

準備⑤ホームページ制作の納期を決めておく

制作会社に依頼する場合、納期は決めておくことをオススメします。

 

制作会社もいくつも案件を抱えているため、納期があいまいだと後回しにされるリスクがあるためです。

 

まだ明確な納期が決まっていなくても、伝えておくといいでしょう。

 

参考までに、ホームページ制作にかかる期間目安は以下のとおりです。

  • コーポレートサイト(名刺代わり): 1~2ヶ月
  • マーケティング型ホームページ: 2ヶ月~3ヶ月
  • ECサイト: 3~4ヶ月

もし、補助金を使ってホームページ作成を考えている方は、余裕をもったスケジュールを伝えておくことをおすすめします。

準備⑥ホームページ制作の予算を決めておく

予算はあらかじめ伝えておきましょう。

 

予算を先に伝えると、足元を見られそう…

 

という考えもあるかとは思います。(お恥ずかしながら、私がそうでした)

 

ですが、ウェブで成果を求める場合、予算によって出来ることが大きく異なります。

 

とくに、相見積もりを検討される場合、予算を提示していないと正確な比較ができない原因にもなることも。

 

まったく見当外れの見積りをみて、時間を無駄にしない為にも予算を提示しておきましょう。

ホームページの費用目安と考え方

なぜ、制作会社によって見積もりに大きく差があるのでしょうか?

同じ依頼でも、30万~100万以上と見積もりに差が出ることもあり、不思議に思う方も多いでしょう。

ここでは、一般的な費用目安と、費用の考え方をご紹介していきます。

ホームページ費用の種類

  1. 戦略・企画の費用(考える費用)
  2. 制作の費用(つくる費用)
  3. ドメイン、サーバー費用(公開する費用)
  4. 運用に関する費用(メンテナンス、サポートなどの費用)
  5. コンサルティング費用(課題解決のアドバイス費用)

1つずつ説明していきます。

戦略・企画の費用(考える費用)

たとえば、ECショップで商品販売をしたい場合、サイトを作るだけでは結果はでません。

 

サイト集客をする施策(リスティング広告やSEO対策など)を考えたり、商品の価値を高める見せ方を考えたりする必要があります。

 

戦略・企画の費用とは、わかりやすくいうと「目的達成の方法」を考える費用です。

 

達成させたい目標と現状の差が大きいほど、考える項目も増えるため必然的に費用も高くなっていきます。

参考メモ

制作会社によって費用に差がでるのは、「考える費用の差」ということが多いでしょう。
提案できる施策の違いともいえます。

制作の費用(つくる費用)

ホームページのデザインや、ウェブで閲覧できるようにコーディングしたりする費用です。

 

設計図をもとに、家を造る作業料というとイメージしやすいかもしれません。

 

考え方はシンプルで、機能やページ数などを増やすほど金額も大きくなっていきます。

ドメイン、サーバー費用(公開する費用)

ホームページを公開するのに必ず必要な費用です。

ランニングコストとして年間1万~2万ほどで収まることがほとんどです。

運用に関する費用(メンテナンス、サポートなどの費用)

以下のような、運用に関する費用です。

・ちょっとした文章修正
・サーバー維持管理
・セキュリティ管理

運用サポートの内容・頻度にもよりますが、月5,000円〜が相場です。

コンサルティング費用(課題解決のアドバイス費用)

ホームページで成果を出すには、作ってからの運用が最も大切です。

 

例えば、SEO対策でコンテンツマーケティングに取り組む場合。

 

ターゲットが検索しやすいキーワードを選び、検索意図にあわせたコンテンツ制作が必要ですし、ライバルコンテンツの分析も欠かせません。

 

ただ、なんとなく作るだけでは高い確率で失敗してしまいます。

 

より効果の高い運用を求めている方には、コンサルティングプランを用意している制作会社を選ぶと良いでしょう。

注意点

コンサルティング費用は高額になることも多いです。

制作会社の専門性などをよく理解した上で検討しましょう。

決めておくと見積もりが安くなる!? 相談前の準備3つ

制作費用を抑えるコツをご紹介します。

 

正直なところ、制作会社はクライアントの依頼内容がざっくりしていると見積り金額を高めに設定することが多いです。

 

なぜなら、かかる工数(時間)が読みづらい為です。

 

一方、依頼内容が明確であればあるほど、かかる工数も予測しやすい為、結果として見積もりが安くなることも。

 

見積もりを抑える効果の高い準備は、以下になります。

  • 作業範囲を明確にしておく
  • デザインイメージを明確にしておく
  • 運用方針のイメージを伝える

1つずつご説明します。

作業範囲を明確にしておく

作業範囲を明確にしておくことで、見積もり費用が抑えられることも多いです。

 

下記について決めておくといいでしょう。

  • ホームページの画像・文章はどちらで準備するか
  • サーバー、ドメインの取得・設定はどちらで担当するか

とくに自社で画像・文章を用意することで費用は抑えられます。

しかし、画像・文章の用意は思っている以上に時間もかかる為、自社対応するのかは慎重に検討しましょう。

デザインイメージを明確にしておく

制作会社はデザイン修正指示が入ることを前提に見積もりをします。

サイトデザインは、どうしても人によって好みがある為です。

 

見積もりを抑えるには、社内で希望のデザインイメージを明確にしておくといいでしょう。

参考サイトをいくつか選んでおき、「良いと思った部分」を明確に伝えておきましょう。

 

理想のデザインを効率よく探すには、下記サイトがおすすめです。

デザイン事例集サイト

SANKOU!

MUUUUU.ORG

運用方針のイメージを伝える

ホームページ公開後の運用方針によって、見積もり費用も変動します。

たとえば、下記項目を決めておくことで、運用にかかる費用も明確になります。

  • 運用中の修正、メンテナンスは必要?
  • アクセス解析レポートは必要?
  • コンテンツ運用する場合、サポートは必要?
  • 運用中に必要なバナーの作成は必要?

名刺代わりとなるコーポレートサイトを作る場合は、ある程度自社で運用できるので費用は抑えられる傾向にあります。

 

一方、集客を目的とする場合、ウェブに詳しい人材が社内にいなければ、サポート依頼を検討すると良いでしょう。

これでバッチリ!提案内容おまとめシート【無料DL】

さて、ここまでホームページ制作に失敗しない為に必要なことをお話してきました。

 

もしかすると思っていた以上にやるべき事があり、困惑されているかもしれません。

 

しかし、準備を怠った為に、まったく成果につながらないと本末転倒ですよね。

 

そこで、必要な準備をまとめる為の「提案内容おまとめシート」をご用意しました。

 

これから制作会社選びをしようと考えている方は、穴埋めするだけで、要望がまとまるので是非お使いください。(無料ダウンロード

失敗しないホームページ制作会社の選び方

色んな制作会社のサイトを見ていても、いまいち違いがわからない…。

 

こんなお悩みを持っている方は多いハズ。

 

実際に私も、この業界に入る前、会社ホームページの立ち上げを任されて、途方にくれた経験がありました。(苦笑)

 

では、ここからは失敗しない制作会社選びのポイントをご説明していきます。

ホームページ所有権は自社のもの?

ホームページに関する所有権をしっかり確認しておきましょう。

所有権が制作会社にあると、サイト運営の足かせになることがあります。

 

たとえば将来、制作会社を変更してリニューアルしたいとしましょう。

 

権利関係が制作会社にあると最悪の場合、育ててきたコンテンツが水の泡になることもありえます。

確認しておきたい項目

  • ホームページの所有権(画像・文章・その他データ)
  • 契約満了時、または解約時にドメインとサーバー情報は頂けるか
  • 解約と同時にホームページを削除されないか

とくに、最近多くなってきている初期費用0円プランなどを利用する場合は、所有権が制作会社にあることも多いので、よく確認するようにしましょう。

担当者はウェブマーケティングの知識や経験をもっているか

担当ディレクターの知識・経験は重要な要素です。

ホームページの成功確率を左右するといっても過言ではありません。

 

たとえ、制作会社の規模が大きくても、制作に関わるのは多くても5~6人程度です。

そのため、担当ディレクターとの相性や、経験はしっかり確認するといいでしょう。

参考メモ

制作会社によっては、営業担当とディレクター担当が分かれている事があります。

熱心な担当だからお願いしたのに、制作担当は別ということも。

事前にプロジェクト担当かどうか確認しておくとよいでしょう。

制作会社の得意分野をチェック

制作会社の得意分野(型・業種)を確認しておきましょう。

繰り返しになりますが、ホームページの目的によって型が変わります。

  1. 会社の名刺代わり(コーポレートサイト)
  2. 集客目的(マーケティング型ホームページ)
  3. 商品を販売したい(ECサイト)

また、どのような業種が得意なのかも確認するとよいでしょう。

制作会社の実績をチェック

制作会社の実績をチェックし、イメージに近い制作物があるか確認しておきましょう。

 

その際に、デザインだけではなく、制作の背景(目的・課題設定)なども確認します。

 

運良く、担当ディレクターがその案件に関わっていると、詳細が聞けることも。

お客様の声をチェック

アフターフォローの品質をチェックする指標に「お客様の声」があります。

ホームページは作ってからがスタートなので、結果どうなったのかは、制作会社選びの強い指標となります。

 

また、お客様の声を調べていくと、貴社と似たような課題を解決していることも。

そのような案件があれば、担当ディレクターに制作背景などを聞いてみるといいでしょう。

ホームページ制作会社のサイトは充実しているか?

制作会社サイトは、充実しているか確認しておきましょう。

たとえば、集客目的でホームページ制作を考えている場合、制作会社が実際に集客できているか知りたいものですよね。

チェックしておきたいポイントは以下のとおり。

・お問合せしたくなる仕組みがあるか?
・制作会社のセールスポイントは明確?
・コンテンツは充実しているか?

かんたんなチェック方法は、あなた自身が「この制作会社に聞いてみようかな?」と少しでも思えるかどうかです。

訪問での打合せに対応しているか?

ホームページ集客などの成果を求める場合、なるべく訪問打合せに対応している制作会社を選ぶことをおすすめします。

直接お会いし、ヒアリングすることで見えてくる課題もあるためです。

担当者との相性は良いか

課題解決につながるホームページを作るには、担当ディレクターが貴社の課題を深く理解する必要があります。

そのため、コミュニケーションの相性は重要です。

「あれ、なんかコミュニケーションとりづらいな…」
「こちらの意見を取り入れてもらえてないような気がする…」

など、担当ディレクターとの相性が悪いと、貴社の意図を汲み取ってもらえずホームページが失敗におわることも。

話しやすく丁寧にヒアリングしてくれる担当を選ぶと良いでしょう。

金額だけでは判断しない

もし、相見積もりをとる場合、金額だけで判断しないようにしましょう。

 

安いだけで選んでしまうと、思ったような成果に繋がらないことも多いです。

 

費用の種類で触れたように、「考える費用」や「つくる費用」などがあるため、
その金額でどのような事まで対応してくれるのかを確認しましょう。

ホームページの編集方法などレクチャーしてくれるか?

最近のホームページは、WordPress(CMS)で作られることが多くなってきています。

 

WordPressのメリットは、ウェブの知識がなくても、かんたんにブログ記事などを更新できること。

 

ですが、はじめて使う方の場合、操作方法を覚える必要がでてきます。

 

ホームページを公開した後、使い方のレクチャーなども丁寧にしてくれる制作会社かどうかも、判断基準にしてもいいと思います。

アフターフォロー対応は万全か

制作会社を変更したい理由の1つに、アフターフォローが悪いというものがあります。

たとえば、毎月の保守契約をしていても、

「ちょっとした文章修正に何週間も待たされることが多かった」
「担当に依頼すると、めんどくさそうな対応をされた」

など、ご相談頂くこともあります。

 

しだいに、お客様が「何度も催促するのも、気がひけてしまうなぁ…」

となり、更新がストップしてしまうなんてことも。

 

ホームページは継続的に育てることで効果のある資産になります。

 

ちなみに、当サービスは、お客様に迅速な対応をお約束しているため、

万が一、2日以内に対応できなかった場合、当月の保守費用は頂かないことにしています。

まとめ:ホームページで失敗しない為には準備が命です

今回は、失敗しないホームページ作りで必要なこと・考え方を徹底解説させていただきました。

 

最後に重要な部分を振り返っておきます。

制作会社を選ぶ前にしておくべきこと7つ

  1. ホームページの目的を決める
  2. ホームページのターゲットを決める
  3. ターゲットに期待する行動を決める
  4. ターゲットの悩み・ニーズを文字化する
  5. 自社サービス・商品の特徴を文字化する
  6. ホームページ制作の納期を決めておく
  7. ホームページ制作の予算を決めておく

見積もりが安くなりやすい準備3つ

  1. 作業範囲を明確にしておく
  2. デザインイメージを明確にしておく
  3. 運用方針のイメージを伝える

 

今回は以上です。

記事の著者

吉村 健太朗

役職

シンクション株式会社 代表取締役

資格

景表法特商法遵守 個人認証(KTAA)
薬機法医療法遵守 個人認証(YAMM)
Google広告「検索広告」認定資格
Googleアナリティクス個人認定資格

SEO対策、コンテンツマーケティング、ECモール、メディア運営、ライティング、テレマーケティング、営業…
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