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【どちらがお得!?】ホームページ初期費用0円 VS 一括プラン【徹底比較】

更新日:2023.4.28

テキスト「一括払いと初期費用0円はどちらがお得!?」
「それぞれのメリット・デメリットや注意点が知りたい」
「なぜ、初期費用0円でホームページが作れるの?」

ホームページ制作プランは、種類がたくさんありすぎて悩む…といった方も多いハズ。

 

今回は、最近多くなってきた初期費用0円プランと、一括プランとの違いを、制作のプロが徹底解説。

 

それぞれのメリット・デメリットや、費用シミュレーションなど具体的にお話していきます。

 

当記事を読むと、自社にあった最適な選択が出来るようになることでしょう。

 

それではどうぞ。

ホームページ費用は数年単位の比較が大切!

ホームページ費用比較で大切なことは、長期的な視点で考えることです。

 

なぜなら、基本的にホームページにはランニングコストが必要になるからです。

そのため、少なくとも2~3年単位で費用比較をすると、合理的な選択が出来るようになるでしょう。

初期費用0円が提供できる仕組みとは?

初期費用0円の仕組みを解説する前に、基本的なホームページ費用についてご説明しておきます。

 

ホームページ制作には以下の費用がかかります。

  1. 制作費
  2. サーバー費用
  3. ドメイン費用
  4. 運用更新費用(オプション)

それぞれの費用をざっくり説明すると以下の通りです。

各費用の説明

制作費

デザインや、コーディングなど制作する費用のこと。

 

サーバー費用

ホームページ公開に必要な場所のこと。イメージは、インターネット上の土地。費用感は月500円~1,500円程度

 

ドメイン費用

○○.comのような、インターネット上の住所のこと。費用は年間1,000円~3,000円程度

 

運用更新費用

ホームページ運用に関する費用のこと。サイト修正や、サーバー管理、コンテンツ追加など。費用感は月額5,000円~が多い。

このように、ホームページ制作には様々な費用が発生します。

 

では、なぜ初期費用0円で提供できるのでしょうか。

初期費用0円は長期的に回収するビジネスモデル

基本的に初期費用0円プランは、毎月定額のお金を支払う必要があります。

 

よくあるのが、初期費用0円、毎月1万~2万円というようなプランですね。

 

制作会社としては、契約を続けてもらう事で、長期的に費用を回収できる、というわけです。

 

つまり、支払うタイミングが後ろにズレているだけなのです。

 

もしかすると、クレジットカード分割払いに似ているな、と思った方もいるかもしれません。

 

しかし、大きな違いが1点あります。

 

初期費用0円プランは、支払い回数が定まっていない事が多いのです。

 

だからこそ、ホームページ費用は長期的な目線で比較することが大切なのです。

【費用シミュレーション】初期費用0円 VS 一括払い

これからホームページ制作を検討されている方は、こんなふうに思うかもしれません。

 

「結局、初期費用0円と、一括払いどっちがお得なの!?」

 

実際によくあるパターンで費用シミュレーションしましたので参考にしてみて下さい。

前提条件

・ドメイン料金、サーバー料金は費用に含む。
・初期費用0円プランは、保守料金込みとする。
・一括プランは、保守5,000円/月で計算
・コーポレートサイト(5ページ)の相場料金で試算

経過年数 1年 2年 3年 4年 5年
初期費用0円

毎月1万

12万 24万 36万 48万 60万
初期費用0円

毎月2万

24万 48万 72万 96万 120万
一括プラン 36万 42万 48万 54万 60万

 

上記は、あくまでも相場シミュレーションですので、細かい仕様までは比較できていません。

 

ですが、長期的な費用比較が大切というのはご理解頂けたかと思います。

初期費用0円のメリット・デメリット

初期費用0円のメリット
  • 初期費用を抑えられる
初期費用0円のデメリット
  • 毎月のランニングコストが発生する
  • 長期的には割高な投資になりやすい

初期費用0円プランの魅力は、なんといっても初期費用0円ということですよね。

 

一方、デメリットは年数が経つとトータル費用が割高になりやすい点です。

 

このようなケースにおすすめ

・創業したばかりで、まとまった資金確保が大変
・タイミング的に一括で払いたくない
・気に入った制作会社のプランが、たまたま初期費用0円プランだった。

初期費用0円の注意点

初期費用0円を利用する際に、注意しておくべきポイントがあります。

注意点

・リース契約になっていないか
・解約でホームページ削除されないか
・データ所有権が制作会社になっていないか

順番に解説していきます。

リース契約になっていないか

そもそもホームページは、無形資産の為、原則としてリース契約はできません。

 

しかし、リース契約にするためにソフト等をセットにして販売してくる業者もあります。

 

では、なぜリース契約だと注意しないといけないのでしょうか?

 

リース契約の注意点

  • 中途解約できない
  • クーリングオフ制度がつかえない
  • ホームページの所有権が自社のものにならない
  • 契約期間が終わるとサイトがなくなる
  • 制作会社が倒産しても払い続ける必要がある

詳しくは、ホームページのリース契約5つの危険性をご確認ください。【内部リンク予定】

解約した場合の条件を聞いておく

初期費用0円は、長期的に回収するビジネスモデルと、先ほどお話しました。

 

そのため、解約条件が厳しいこともよくあります。

  • 解約するとホームページ削除(データ所有権なし)
  • 解約手数料が発生する

 

上記のような条件になっていないかは、確認しておくと良いでしょう。

一括払いのメリット・デメリット

ホームページを一括払いにするメリット・デメリットは以下のとおりです。

一括払いのメリット
  • トータルで見ると割安になりやすい
一括払いのデメリット
  • 初期費用の負担が大きい

このようなケースにおすすめ

・トータル費用を抑えたい方

・補助金活用を検討している方

・毎月支払うのは嫌だという方

初期費用0円&一括払い【共通の注意点】

どのプランにも共通した注意点をご紹介します。

データ所有権が制作会社になっていないか

ホームページ制作を依頼するときには、データ所有権はどちらにあるのか、必ず確認しておきましょう。

 

データ所有権が手元にないと、もめる原因になることが多いです。

 

テキスト例えば、サイトリニューアルのタイミングで、制作会社を変えたいと考える方も多いのですが、画像・文章の引き継ぎができず、すべて作り直しといったことも。

 

せっかく育てあげたホームページを手放さない為にも、データ所有権(権利関係)の確認は必須です。

まとめ

今回は、初期費用0円と一括払いを比較しつつ解説してきました。

大切なことは、それぞれのメリット・デメリットを知った上で選択することです。

 

ちなみに、一括プラン検討したいけど、初期費用が気になる…

といった方は、補助金活用も視野にいれると良いでしょう。

 

補助金活用プランについては、こちらをご覧ください。

 

今回は以上になります。

記事の著者

吉村 健太朗

役職

シンクション株式会社 代表取締役

資格

景表法特商法遵守 個人認証(KTAA)
薬機法医療法遵守 個人認証(YAMM)
Google広告「検索広告」認定資格
Googleアナリティクス個人認定資格

奈良でWEBマーケティングとWEB制作に特化した「ツナガル」を運営しています。私のWEBキャリアは2012年、副業でアフィリエイトを始めたことがきっかけでした。
3か月で月10万円を達成したものの、その後思い通りに成果が伸びず挫折を経験。これが、私とWEB業界の出発点となりました。
その後、営業を経験し、2020年には本格的にWEBの世界へ。現在では、地域に特化したキーワード戦略により300以上の上位表示を実現し、SEO対策マニュアルでは検索順位2位を獲得しています。
お客様と共に課題を乗り越え、成果を共に喜び合うことが私のモチベーションです。WEBに関することならどんなご相談でもお気軽にお声がけください。