
SEOライティングのコツを【準備・執筆・書き終わりまで】
更新日:2023.4.28
本記事の内容
・SEOライティングの準備
・SEOライティングのコツ【執筆】
・SEOライティングの書き方のコツ【書いた後】
SEOライティングに取り組んでいると「こんな文章の書き方でいいのだろうか」と思う方も多いでしょう。
今回は、SEOライティングを始めた方向けに使えるコツを「準備」「執筆」「書いた後」の順に解説していきます。
実際にご紹介するコツを使うことで、スラスラと文章が書けるようになるはずです!(笑)
最後までじっくりお読み下さい。
目次
SEOライティングの準備
SEOライティングは書くよりも、準備で決まるといっても過言ではありません。
準備をしておくと、迷いなく文章を書くことができます。
以下がSEOライティングで必要な準備です。
SEOライティング5つの準備
- キーワード選定
- ターゲット像の設定
- ニーズ分析
- 競合分析(ターゲット目線)
- 記事構成をつくる
1つずつ説明していきます。
書く前の準備①:キーワード選定
はじめに記事のSEOキーワードを決めます。
キーワード選定の目的は、そのキーワードで検索上位を狙い集客することです。
キーワードの選び方のコツは2つ。
キーワードの選び2つのコツ
- 需要のあるキーワード
- 狙いやすいボリューム
キーワード選びはGoogleキーワードプランナーを使い、月間平均検索数を確認していきます。
コンテンツマーケティングを始めたばかりの方ですと、「100~1000」あたりのキーワードを中心に選ぶとよいでしょう。
いきなり、ビックキーワードを狙ってもなかなか結果が出ずらいからです。
キーワードプランナーは、無料プランと有料プランがありますが、大きな違いは「検索ボリューム数の精度」になります。
有料プランは月数百円くらいで利用できるので、分析の精度を考えると有料プランを選ぶとよいでしょう。
次に、キーワードプランナーの使い方を説明します。
キーワードプランナーの使い方
キーワードプランナー画面にアクセスします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック
キーワードを入力し、「開始する」をクリック。
キーワードを入力し、「開始する」をクリック
画面の左上あたりにある「過去の指標」をクリックします。
「過去の指標」をクリック
月間平均検索ボリュームを確認し、必要であれば右上にある「下矢印ボタン」でデータ保存します。
月間平均検索ボリュームを確認する
無料プランだと画像のように「100~1000」とあいまいな数字になりますが、有料プランだと「260」でした。
キーワードプランナーの基本的な使い方はこれで完了です。
書く前の準備②:ターゲット像の設定
次にキーワードを検索する「ターゲット像」を設定していきます。
ターゲット像を設定すると、コンテンツの方向性が決まります。
当記事のキーワード「SEOライティング コツ」でのターゲット像はこんな感じです。
・SEOライティングを始めたばかり
・自分の書き方があっているか不安
・具体的な書き方のコツが知りたい
ちなみに、ターゲット像は友人や過去の自分など1人に絞れるのが理想的です。
逆に、ターゲット像の範囲が広すぎると誰にも届かない記事になりがちなので注意が必要です。
書く前の準備③:ニーズ分析(顕在・潜在)
次に、キーワードを検索するターゲット像のニーズを考えます。
たとえば「SEOライティング コツ」で検索するニーズはこんな感じでしょうか。
顕在ニーズ:書き方のコツが知りたい。
潜在ニーズ:SEOで評価に繋がる書き方のコツが知りたい。
重要なのは、言葉の裏にある潜在ニーズを見つけることです。
かんたんにできるニーズ分析方法は2つ。
ニーズ分析方法2つ
・ラッコキーワード(関連キーワードツール)
・検索上位の記事を分析
分析方法を1つずつ説明していきます。
ニーズ分析方法①:ラッコキーワード(関連キーワードツール)
ラッコキーワード(関連キーワードツール)にアクセスし、キーワードを入力します。
キーワードを入力
『Q&Aを見る』をクリックします。
「Q&Aを見る」 をクリック
Yahoo!知恵袋で実際に質問されている内容をみてニーズ分析をしていきます。
実際の悩みを見てニーズ分析
なぜ、その質問をしているのだろう、と自問自答を繰り返すと潜在ニーズが見つかりやすいです。
ニーズ分析方法②:検索上位の記事を分析
検索上位を分析するとニーズ分析ができます。
なぜなら、Googleが上位表示をしている記事=ターゲットのニーズを満たしている可能性が高いからです。
Google理念にも「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」とあります。※Googleが掲げる10の事実
検索上位の記事を分析するポイントは2つ。
分析ポイント2つ
- 冒頭の文章:ターゲット分析
- 記事構成(もくじ):ニーズ分析
つまり、競合の記事からターゲット像とニーズの仮説をたてていきます。
ちなみに、「SEOライティング コツ」の上位記事ターゲットはこんな感じでした。
・記事を書く時に「これであっているのかな?」と不安
・書いた記事を読み返したら削除したくなる
・初心者でも実践できる書くコツがしりたい
・ホームページのアクセスがなかなか伸びなくて悩んでいる
・一生懸命書いても読まれなくて困っている
「書き方のコツ」について知りたい人が多そうですね。
このように仮説をたてていきます。
記事構成(もくじ)については、ターゲットはどういう情報があれば嬉しいかを考えながら分析していきます。
例えば、当サイトの場合「SEOライティングのコツ」を知りたいターゲットは「書く前の準備・書き方・書いた後」の3つのコツがあれば嬉しいハズ、と考えた記事構成にしています。
書く前の準備④:競合分析(ターゲット目線)
次に、競合分析をしていきます。
分析ポイントは3つ。
競合分析ポイント3つ
- 個人・法人サイトの割合を確認する
- ターゲットのニーズは満たせているか
- 競合より良い記事が書けるか
順番に解説します。
競合分析ポイント①:個人・法人サイトの割合を確認する
結論からいうと、上位記事に「個人ブログ」が複数あれば戦えると判断してOKです。
逆に、法人サイトが上位を独占しており、記事数がたくさんある場合は戦い方を考える必要があります。
競合分析ポイント②:ターゲットのニーズは満たせているか
ターゲットのニーズが満たせているかチェックしていきましょう。
仮説をたてた「ニーズ」と照らし合わして記事を読むのがコツです。
競合分析ポイント③:競合より良い記事が書けるか
競合より「良い記事」が書けるかを考えましょう。
ターゲットのニーズを満たせていない記事があれば、良い記事をかける可能性が高くなります。
書く前の準備⑤:記事構成(もくじ)
次に記事構成(もくじ)を作ります。
記事構成のポイント2つ
- 見出しにキーワードを含める
- 目次でざっくり内容がわかる
順番に解説していきます。
見出しにキーワードを含める
見出しにキーワードを含めるのはかなり重要です。
なぜなら、ユーザーが求めている情報があると判断しやすく、SEOにも効果があるからです。
記事構成(もくじ)でざっくり内容がわかる
ブログを最初から終わりまで読んでくれる読者は少ないので、記事構成(もくじ)でざっくり内容がわかるようにしておきましょう。
記事構成(もくじ)を見て、続きを読みたくなるようにするのがコツです。
SEOライティングのコツ【書き方】
SEOライティングの準備が終わったら、いよいよ記事本文を書いていきます。
では、さっそく記事を書くコツをご紹介します。
書き方のコツ①:一文を短く書く
SEOライティングでは、一文を短く書くようにしましょう。
一文が長すぎると、パッと見た時に読む気が失せて、読者が離脱してしまいます。
パソコンとスマホの両方で見やすいよう一文の長さを調節しましょう。
書き方のコツ②:話すように書く
SEOライティングは話すように書くことで、読者が読みやすくなります。
なぜなら、ホームページのコンテンツは専門書などと比べると「読者の読み方」が異なってくるためです。
ウェブの記事は、ちょっとした悩みを解決するために検索して、たまたま上位に出てきたページをサクッと読む方が多いです。
一方、専門書はしっかり学ぶためにお金を払って読みます。
つまり、「読む意欲」が違うわけです。
ホームページコンテンツで難しい言葉を使うと早い段階でユーザーが離脱してしまいます。
話すように書いて読みやすい工夫をしましょう。
書き方のコツ③:専門用語はなるべく使わない
このくらいならわかるだろうと思い、専門用語を使いすぎるのは辞めましょう。
小学生が読んでもわかるレベルで書けるのが理想的です。
どうしても使う場合はかんたんな解説を入れましょう。
書き方のコツ④:漢字とひらがなのバランスを意識する
文章に漢字がたくさんあるとそれだけで読みづらくなります。
例えば、下記を比較してみましょう。
・飲食店に辿り着く為に、私は駆け出しました。
・飲食店にたどり着く為に、私はかけ出しました。
漢字が多いと少し読みづらいのがイメージ出来たかと思います。
漢字とひらがなのバランスを意識して、ストレスを感じさせないようにしましょう。
書き方のコツ⑤:小見出しを使い文章をスッキリさせる
文章が長くなってきたら、小見出しを使い、読みやすいように整理していきましょう。
書き方のコツ⑥:語尾の繰り返しに注意する
語尾の繰り返しが続かないようにしましょう。
例えば以下のような感じです。
今日はいい天気です。私は晴れの日が大好きです。晴れの日に散歩するのが日課です。
小学生の作文のようになるので、語尾の繰り返しに注意して文章を書いていきましょう。
書き方のコツ⑦:改行で読みやすい空間をつくる
ホームページコンテンツでは改行を多く使うのが一般的。
なぜなら、改行が少ない文章だと読みづらく、離脱の原因になるからです。
『。』の後に改行をするとよいでしょう。
書き方のコツ⑧:文章テンプレートを使う【SDS法・PREP法】
文章の書き方がわからない方は、文章テンプレートを使いましょう。
よく使われている文章テンプレートは2つ。
よく使われている文章テンプレート
- PREP法
- SDS法
一つずつ解説します。
文章テンプレート①PREP法
文章を4つの流れで組み立てるのがPREP法です。
PREP法の流れ
- 結論(POINT)
- 理由(REASON)
- 具体例(EXAMPLE)
- 結論(POINT)
PREP法を使うと説得力のある文章がかんたんに書けるようになります。
文章テンプレート②SDS法
SDS法は3つの流れで文章を組み立てます。
SDS法の流れ
- 話の概要(SUMMARY)
- 詳細(DETAILS)
- まとめ(SUMMARY)
具体例はこんな感じ。
今回はブログ運営に必須ツールを3つご紹介します。
必須ツール①は・・・です。
いかがだったでしょうか。今回ご紹介したツールは以下の3つでした。
SDS法は話の流れがわかりやすくなるメリットがあります。
書き方のコツ⑨:クリックしたくなるタイトルを設定する
ターゲットがクリックしたくなるようなタイトル設定をしましょう。
記事を読む事で得られるベネフィットを含めるのがコツです。
自分がクリックしたくなるタイトルを分析して、取り入れていくのがおすすめです。
SEOライティングのコツ【書いた後】
次に、コンテンツを書き終えたあとのコツをご紹介します。
書き終えたあとにホッとしてしまう事も多いですが、書き終えた後の修正はかなり大切ですよ!
書いた後のコツ⑩:画像・文字の装飾でより見やすくする
文章だけが続くと、単調になるので画像や文字の装飾をいれながら見やすくしていきます。
画像は「h2タグ」の下に入れるくらいがちょうど良いです。
文字の装飾は、あまり使いすぎると逆に見づらくなるので、適度につかうようにしましょう。
書いた後のコツ⑪:スマホ表示を確認してみる
書き終えた後には「パソコン表示」と「スマホ表示」を確認しましょう。
なぜなら、パソコンでブログを書いている人の場合、手間がかからずサクッと確認できるからです。
デベロッパーツールの使いかた
デベロッパーツールでの確認手順は3つです。
デベロッパーツールの確認手順
- 右クリックから「検証」をクリック
- ツールバーの切り替え
- スマホ表示の確認
まず、スマホ表示を確認したいページで「右クリック」→「検証」をクリックします。
「右クリック」→「検証」をクリック
デベロッパーツールが表示されます。
デベロッパーツールの全体
よくわからないコードがたくさん書いてありますが、気にしなくても大丈夫です。
デベロッパーツール上部の「Elements」の左にあるスマホのようなアイコン(Toggle Device Toolbar)をクリックします。
Elementsの横のスマホっぽいアイコンをクリック
画面上のタブから「iPhone6/7/8」を選択します。
iPhone6/7/8を選択
iPhoneサイズで表示されるページを確認し、見やすさに問題がないかチェックします。
とりあえず、375ピクセル (iphone6,7,8)のサイズで文章が読みやすければOKです。
書いた後のコツ⑫:声にだして読み返す
文章を書き終えたら声にだして自然な流れになっているか確認しましょう。
声にだして読むことで「語尾の繰り返し」や「漢字の多用」など色々な修正点に気づけます。
書いた後のコツ⑬:読者の悩みが解決できているか?
最後にターゲットになりきり、再度文章を読んでみましょう。
ターゲットのニーズはしっかり満たされていればOKです。
まとめ:わかりやすい文章で読者の悩みを解決しよう!
今回は、SEOライティングのコツを準備・執筆・書いた後に分けて説明しました。
1つずつ実践していくことで、読者から支持されるホームページになるかと思います。
さっそく実践してみて下さいね。
今回は以上です。
記事の著者

吉村 健太朗
シンクション株式会社 代表取締役
資格景表法特商法遵守 個人認証(KTAA)
薬機法医療法遵守 個人認証(YAMM)
Google広告「検索広告」認定資格
Googleアナリティクス個人認定資格
SEO対策、コンテンツマーケティング、ECモール、メディア運営、ライティング、テレマーケティング、営業…
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